こんなことやってる暇はないのに。
考察が楽しくて、なんか記事書いちゃいます。
ワイモテたくて色々勉強してる人間なですけど、頭の使い方が結構似てるんですよね。相手視点でもの見る考え方が。
脳トレしてるみたいで楽しかったです。
「幼馴染」考察

◆幼則染◆
「好きです、付き合ってください」
幼馴染で兄のような彼だけれど、ずっと抱いていた淡い気持ちを遂に吐露した。卒業後、新たな環境での生活が落ち着くのを待ってからの言葉だった。
彼は困り顔を浮かべながらありがとうと言った。
けれど
「貴女とずっと友でいたい」
そう背を向けた。彼の心に私はいない。◆幼馴染◆
「好きです、付き合ってください」
幼馴染で兄のような彼だけれど、ずっと抱いていた淡い気持ちを遂に吐露した。卒業間近、不思議な焦燥感から、新たな進路に踏み出す前にと急いでで告げた言葉だった。
彼は驚き顔を上げながらありがとうと言った。
そして
「貴女とずっと共にいたい」と私の背に腕を回した。
見開き2ページで、同じ「幼馴染」というタイトルで、最初の2行が同じ詩が、2つ並べられてます。
ナレーションは女性です。男性側は幼馴染で兄のような人。
1ページ目の黒い方では、卒業後に新しい環境に慣れるまで待ってから告白したら、「友達でいたい。」と振られたと。
2ページ目の白い方では、卒業間近に告白したら、「あなたと共にいたい」と受け入れられたと。
ここで、最初に読んだ時の印象は、高校を卒業して大学は別々になった二人の幼馴染の話なのかなと。
男性側が大学での新しい生活に慣れてしまって、高校時代(2ページ目)は告白をokしてくれたけど、大学生になって振られてしまったのかな。
みたいに受け取り方をしました。
だけど、この読み方だと、所々ひっかかる部分もあるんですよね。
- まず、時系列が2ページ目→1ページ目になってる点。
- もう一点が、兄のような幼馴染の、兄って所
ここら辺から、同級生の男の子に、女性が兄のようにって思うかな?みたいな。クカ
ここから、たぶん年齢が違うんでしょうね。男性側が歳上でなんでしょうね。
そう思って、男性歳上、女性が歳下と思って読み直すと、
◆幼則染◆
「好きです、付き合ってください」
幼馴染で兄のような彼だけれど、ずっと抱いていた淡い気持ちを遂に吐露した。卒業後、新たな環境での生活が落ち着くのを待ってからの言葉だった。
彼は困り顔を浮かべながらありがとうと言った。
けれど
「貴女とずっと友でいたい」
そう背を向けた。彼の心に私はいない。◆幼馴染◆
「好きです、付き合ってください」
幼馴染で兄のような彼だけれど、ずっと抱いていた淡い気持ちを遂に吐露した。卒業間近、不思議な焦燥感から、新たな進路に踏み出す前にと急いでで告げた言葉だった。
彼は驚き顔を上げながらありがとうと言った。
そして
「貴女とずっと共にいたい」と私の背に腕を回した。
1ページ目は、男性が卒業して新しい環境に進んだ時に告白したんでしょうね。
だけど、女性側がまだ子供だから「今はお付き合いできない。」って意味の断りだったんでしょう。
で、
2ページ目は、女性側が高校を卒業するぐらいのタイミングで告白したんでしょうね。
ここで、大人になっても好きでいてくれたんだ。
それなら「貴女とずっと共にいたい」
って意味なのかな。と。
で、この読み方でもずっと引っかかってたのが、
彼は驚き顔を上げながらありがとうと言った。
そして
「貴女とずっと共にいたい」と私の背に腕を回した。
「顔をあげながら」って所と、「背に」って所ですね。
男性側が下から女性を見て、座りながら相手の背に手を回してる風景が想像できるんですよね。
これどういう状況なんだろうな?ってずっと想像してたんですけど、
たぶん幼馴染だから、相手の家でくつろぐぐらい仲良いんじゃないですかね。
だから、男性側がリビングで何かくつろいでる所に、女性が告白したのではないかと。
で、ここも直感で申し訳ないんですけど、
座ってる男性に近寄って告白する感じが、なんか歳が結構離れてるのかな?って気もするんですよね。
だから、男性側は社会人で、女性側は高校生なんじゃないかなと思うんですよね。
1ページ目も、リビングでくつろぎながら告白してたんでしょうね。
男性側が社会人に慣れてきたけど、女性がまだ学生だから「ごめん友でいたい」って意味で告白を断ってたと。
で最後に、もう一点気になってたのが、ページの背景が1ページ目黒、2ページ目が白って所ですね。
本文また載せておきます。(背景色は、ブログ状、黒だと見にくかったので、水色にしてます)
◆幼則染◆
「好きです、付き合ってください」
幼馴染で兄のような彼だけれど、ずっと抱いていた淡い気持ちを遂に吐露した。卒業後、新たな環境での生活が落ち着くのを待ってからの言葉だった。
彼は困り顔を浮かべながらありがとうと言った。
けれど
「貴女とずっと友でいたい」
そう背を向けた。彼の心に私はいない。◆幼馴染◆
「好きです、付き合ってください」
幼馴染で兄のような彼だけれど、ずっと抱いていた淡い気持ちを遂に吐露した。卒業間近、不思議な焦燥感から、新たな進路に踏み出す前にと急いでで告げた言葉だった。
彼は驚き顔を上げながらありがとうと言った。
そして
「貴女とずっと共にいたい」と私の背に腕を回した。
僕はこの背景の色、男性の心情を表してたんじゃないかと思うんですよね。
「白黒はっきりさせる。」
って言葉があるように、1ページ目では嘘ついてて、2ページ目で本音が言えた。みたいな。
そう思って読むと、1ページ目の「背を向けた」ってところのそっけなさが、心苦しい、好きだけど、苦渋の選択で告白を断った。
みたいな受け取り方もできそうだな。みたいな。
いやー良い詩ですね。