岡田尚哉さんの、優位性と察する力を、僕なりに自分の中に落とし込んでるだけの記事です。
小難しく考える僕は、②のタイプの人間です。←今から記事書きます。
社交界って、今で言う経済界での上の方の経営者層とか、有力政治家とか、本の販売部数が何万部以上の学者とか、そういった上の層の、社会を動かす源流みたいな人らを総称して社交界って表現してるけど。
その社交界の分類をトルストイはしてて、今で言うと、
- ビジネスマンタイプ→利害関係重視
- 学者、宗教タイプ→理念、心理、美意識重視
- 本当の意味での社交界タイプ→察する力、優位性重視
みたいな分類してて、それが勉強になる。
それぞれの部族で、精神のOSが違うみたいな。
モテる努力ってのは、3の「本当の意味での社交界タイプ」の精神のOSをインストールすることと一致してたな。って振り返ると思ったよね。
あ、ちなみに、精神のOSは、学問的に言うとエトスって言うんだなって最近気づいたわ。
社会学的に使うことが多いから気づかなかったけど、トルストイは目の前の個人に対して、使ってたから、すげーなって思いました。
男女で、社交界の3分類の分布違うよな。
男は①のビジネスマンタイプが多くなりがちだし。
女は③の本当の意味での社交界タイプが多いし。
精神のOSによって、ファッションの現れ方も違うし
まだファッションの深掘りまでいけてないんだけど。
①のビジネスマンタイプの精神だと、スティーブ・ジョブズみたいな効率性・機能性の格好するし。
②だと思想現れまくって、個性的なファッションするし。
③だと、インスタで「paris fashion」って調べたような外見になるし。トレンドを抑えた、センスの良さみたいなファッションになるし。
で、女性のファッションとか、見た目でも、①、②、③の精神のOSが反映されてたりする。意外と。
女性全体で見れば、男性よりも相対的に③の格好はしてるんだけど、女性の中でも相対的に①、②、③があるみたいな。
男性視点で見れば、骨格的に美人とか、可愛い子も、女性視点でよく見ると、この子、女性の中では、①っぽいな、②っぽいな。とかある。
で、恋愛って領域では、力関係が、③の純度が上がるほど強いから、
男性視点で見ると、骨格とか、若いとかで美しく思えても、
女性視点で見ると、③の精神の純度が、男の方が女性よりも高いと、実は内心女性もビビってたりする。
そういう状態を岡田尚哉さんは、優位性って表現してるんだろうな。
アンナカレーニナは、③の精神だけでも人生苦しいみたいなテーマ
③のタイプの精神んおOS持ってる人を、世間では陽キャとか言うと思うんだけど、③だけでも人生きついよな。ってテーマ観があるのが、「アンナカレーニナ」って作品なんかなって思う。
で、①、②的な生き方をする、今で言う陰キャタイプの、リョービンってキャラが、円滑なコミュニケーションは苦手だけど、地道に幸せな結婚生活を送るんだけど・・・
作品として、陽キャが破滅して、陰キャが成功した。みたいな形をとっているけど、そんなのはどうでも良くて、
陽キャ、陰キャ、どっちも長所短所あるよね。って感じではあるなと思います。
事実、②のタイプっぽい作者のトルストイが、陽キャのキャラを作り出してるわけだし。
②の精神のOSの上にも、③の陽キャの精神のOSはのっけることができるだろうし。
世の中キッパリ、割り切れるもんではないけど、
今は、③のOS使お。とか、
ビジネスは、①の精神で動いた方が良いな。
とか使い分けた方が良いんだろうなと思いました。
と、まだ「アンナカレーニナ」全部読めてませんけどね。あと300ページぐらい。
長い。むずい。
けど良い本。
頑張って読むかー