ガッチガチの文学だったわ。
読むのに半年かかったわ。休日何もせずフルで使って半年かかったわ。
途中長すぎんねんってイライラしてたけど、最後の8章読んでたら、あー読んで良かったわーってなったわ。1-7章も人間の洞察が凄くて、実利的に凄い勉強になって良かったんだけど。
ずっと頭の片隅に、オモリついてる感があったから、やっと外せてスッキリって気持ちの方がでかいかも。笑
モテたくて、女性心理を理解したくて、読んでたけど、結局は名作文学を読んでしまったな。
恋愛においては、こういう、本質的なところばっかり見るところが、モテないんだろうな。
単純にモテるためには、ゴシップガールとか見た方が良いだろうなーとか思いました。
ただ、やっぱり昔の自分よりは、間違いなくレベルアップしたるなとは。人間理解とか、人間関係の糸が見えたり。
内容に関しては、いくらでも味するから、また2周目も読みたいなーとか思うけど、ちょっと一旦味変えしたいわ。
本当に読むのキツかったから。
頭が本当に痛いし、常に頭のリソース持ってかれてる感があるぐらい、情報量が重かった。
まじで、当分読みたくない。
けどすげー良い本ではある。
いまだに、実生活しながらも、アンナカレーニナが頭の中に残ってて、そのことぼーっと考えてるから。
一旦、このまま熟成させて、落ち着いたら、内容のことまとめたいわ。
一旦。
内容に関するかもだけど、
アンナカレーニナを全部読んで見て、
やっぱり源氏物語は読みたいなーと思いましたね。
どれだけ、トルストイが天才で、男性的な視点を抜けて、女性のありのままを見られると言っても、
やっぱり男である部分は、生物的に抜けられないので、
女性の作品は読むべきだなと思いました。
アンナカレーニナを読んでて、7章までは結構エンタメ小説よりというか、思想的なところが、そんなになかったんだけど(それでもリョービンが哲学してるけど。そしてエンタメだとしても内容重い。)
8章で、今までのことをガッツリ包み込むような思想的なパートが出てきて、
あーこれは文学だわ。ってなりました。
ドストエフスキーの「罪と罰」、「カラマーゾフの兄弟」を去年の今頃読んでたんだけど、
本質的には「アンナカレーニナ」も同じこと言ってるなと。
ドストエフスキー目線と、トルストイ目線から、2つの角度から、同じものを語ってるか、
凄い、本質的なことの理解ができたなと。
これはアンナカレーニナだけ読んでても、たぶんこうはならなかったなとは思いました。
名作文学ってのは、本質を捉えてるんだろうなと。
だから、紫式部の源氏物語も読めたら、3つの視点から、本質的なことを、人生についてとか。が見えるわけだから、より本質を理解できるだろうなと思いました。